目の下のクマを改善するには脂肪注入を試してみよう

目の下にクマが出来ると実年齢より老けた印象になり、人から｢疲れているの?｣と体調を気遣われる事もあります。寝不足でもなく、いたって健康体であればその度に否定しなければならず、クマ隠しのための毎日のメイクにも時間を要します。クマで悩む人は少なくないですが、メイクで隠す以外には対処法はないのでしょうか。

目の下のクマ隠しには脂肪注入が有効

睡眠不足や目の疲れ、血行不良などが原因でクマが目立つ場合は、肌の保湿やマッサージ、生活習慣の見直しなどで改善の余地はあります。ただし生まれつき目の下の脂肪が目立つ人や、加齢によって脂肪が前に押し出される眼窩脂肪が原因の場合は、セルフケアで改善させるのは難しいものです。即効性や確実性を求めるなら美容外科や美容皮膚科で行う、経結膜脱脂や脂肪注入などの治療法が有効とされています。

眼窩脂肪の突出が目立つ場合はまず脱脂して脂肪注入という流れになります。注入する脂肪は目の下のたるみから採取した眼窩脂肪、若しくはお腹や太ももから採取した脂肪を用いますが、注入前に不純物を除去して生着率をアップさせます。自分自身の脂肪細胞を用いるため、アレルギーを起こす心配や感染症の危険性もありません。また眼窩脂肪が軽度であれば、脂肪注入のみでもクマは改善出来ます。脂肪注入だけなら治療時間は更に短くなり、両目であれば1時間程度で終了します。

脂肪注入後の術後の痛みやダウンタイムは、通常2～3日でおさまります。注入された脂肪が全て残る訳ではないですが、平均6～7割は生着すると言われており、生着した脂肪は半永久的に留まります。つまり頻繁に治療を繰り返す必要も無いのですが、もしボリュームダウンしたと感じた際は脂肪を追加注入する事も可能です。脂肪注入のメリットは、注射器で注入するのみの施術で、傷が目立ちにくいという点です。ただ繊細な部位の治療だけに、施術を担当する医師のスキルも重要と言えます。

実績豊富なクリニックを選ぼう

クマ改善のための脂肪注入は即効性があり、手軽さも魅力です。セルフケアではなかなか変化が見られなかったクマもあっという間に改善され、一気に見た目の印象も変わっていくかもしれません。ただし注入する場所や量は重要なポイントとなるため、満足できる結果を得るには実績豊富なクリニック、ドクターに任せるのが賢明です。